課題研究成果発表会

愛知総合工科高校では1月29日(水)に課題研究成果発表会が行われました。
この発表会は、主に3年生の授業である「課題研究」において、1年間(学科によっては2年間)をかけて行ってきた探究的な研究報告を、個人・グループ単位で発表するものです。
実演をする・ポスターセッションとして口頭でも説明を行う・実物の展示をする
など、さまざまな方法で成果が発表されており、来校された企業の方々・学校関係者の方々・保護者の方々からも好評をいただきました。
中学校開校後には、このような会に積極的に参加し、高校での学びを実体験することで、より良い学習機会を作っていこうと考えています。

【今年度の課題研究内容(一部抜粋)】
「理工科(エレクトロニクス系列)」
電池の高効率化 ・ モバイルバッテリーの性能向上 ・ Bluetoothの通信強度について ・ raspberryPiと超音波センサによる自動回避
「理工科(メカニクス系列)」
蝶の形をした飛行モデル ・ 飛行機の横揺れを削減するための主翼の上反角について ・ 撥水性の付着
「理工科(IT系列)」
ライントレースで動く配送ロボットの製作 ・ メタバースを活用した学校見学の実現 ・ AR技術を活用した家具配置シミュレーションの研究
「理工科(ケミカル系)」
蚕を用いた繭タンパク質の利用に関する基礎的な研究 ・ 蓄光材料を作る ・ 食品の長期保存 ・ プラスチックの熱分解
「機械系学科」
エコカーに挑戦 ・ 協働ロボットを用いたロボット工学の研究 ・ 聴覚に障がいのある人を補助する物の製作
「電気科」
マイコンによる模型制御 ・ 仮設照明の研究 ・ EMLによる導体の加速度に関する研究
「電子情報科」
電動車いすの製作研究 ・ ロボットシステムインテグレーションの研究
「建築科」
建築コンペティションへの挑戦 ・土木に関する研究
「デザイン工学科」
人とともに歩むモビリティの研究 ・ 廃材アップサイクル「ドラ球!」

など、様々な発表がありました。理工科は個人研究・それ以外の学科はグループ研究で進めています。