模様替え工事が進んでいます

来年の4月に開校を控え、着々と模様替え工事がすすんでいます。
先日には給食配膳室の工事が終わり、備品の搬入が始まりました。
写真は牛乳用冷蔵庫や保存用冷凍ストッカーの設置作業の様子です。他にも整理棚や台車など、続々と備品準備もすすんでいます。

MTE祭(高校文化祭)の申し込みを受け付けています

今年度のMTE祭(愛知総合工科高校の文化祭)が10月の24日(金)25日(土)に行われます。
今年は高校のご厚意をいただき、10月25日(土)について愛総中に興味を持つ小学生(5・6年生対象)にも公開していただけることになりました。
MTE祭の参加には事前申し込みが必要です。ご興味のある方は、ぜひお申し込みください。
お申し込みはこちらから

当日は多くの方のご来校をお待ちしております。高校の学科や部活動を始めとした、各種の展示や企画をお楽しみください。
また、中学校個別相談ブースも開設する予定です。中学校生活や学習内容など、気になることやご心配なことがある場合は遠慮なくお越し下さい。
※個別相談ブースでは入学者選抜に関するご質問には回答できませんので、ご了承ください。

10/12(土)に愛知総合工科高校で技能五輪全国大会が開催されます。

見出しの通り、今年の10月12日(土)に「あいち技能五輪・アビリンピック2025(第63回技能五輪全国大会)」の旋盤職種が愛知総合工科高校を会場として開催されます。
そして、本大会は工学や産業に興味を持つ皆さんのために公開されます。非常に高いレベルの工業技術が見られるだけでなく、当日の午後2時からは、学校見学会にも参加していただけます。
全国大会の舞台にまで選ばれる高校の施設・設備や非常にレベルの高い工業技術を見ることのできるチャンスです。
※参加には事前申込みが必要です。希望される場合は以下のファイルをご覧いただき、フォームまたはメールにてお申込みください。

数学と保健体育が描く愛総中 ~関わり考え、興味を持つ~

 前回は、国語と音楽の準備員よりお話を伺いました。

 ※第1回 国語と音楽が描く愛総中 ~感じて考え、伝える~

 2回目の今回は、愛総中準備員の体育担当Gさんと、数学担当Sさん・Tさんからお話を伺います。GさんとTさんは、中学校教諭として勤務され、Sさんは愛知総合工科高校教諭として勤務されています。

Gさん:4月に開校準備員として愛知総合工科高校に来たときは、新しい学校を作るという目標はわかっているけど、どうやって進んでいくのか本当に全くイメージがつかなくて、靄がかかったような状態でした。しかし、準備員会の回数を重ねるごとに、具体的な学校像ができてきて、少しずつその靄が晴れていった気がします。そして何といっても、夏の説明会で実際に愛総中に関心を持つ児童・保護者の皆様を前に今まで準備してきたことを具体的な形として説明し、しかもご理解いただいている雰囲気を感じた時、一気に靄が晴れた気がしました。

Gさん:愛総中のビジョンと成長した生徒像です。児童・保護者の皆様も、私の4月の気持ちと同じで、新しい学校ができることは知っていて、今回興味を持って参加いただいたと思います。説明後の学校見学で見た子どもたちの表情や様子が、これに興味がある、これすごく好きみたいに立ち止まって、目をキラキラさせていたことから、説明と見学が結びついて、正しくご理解いただけたと感じました。私が担当した場所では、溶接アートが展示されていて、皆さん釘付けでした。何か作りたいという欲求があるからこそ、このような様子が見られたのだと思っています。

Sさん:私は、もともと愛知総合工科高校で働いていることもあり、この敷地内に中学校ができるとどんな感じになるのだろうと、不思議な感じがしていました。しかし今、模様替え工事が進み、いろいろなものができていくのを見ると、本当に高校の中に中学校ができるんだという実感に変わってきました。

 そして、中学校の先生方と一緒に愛総中のことを考えていく過程で、自分の知らなかった義務教育としての中学校の在り方を知り、話し合う中で高校との違いをお互い理解して、より良い学校を創りあげようと盛り上がって議論ができることが楽しい。これまで準備員会を積み重ねて、1つのチームになってきていると感じています。

 あとやっぱり、説明会で小学生の子どもたちの姿を見て、来年の4月に生徒が入学するイメージが自然と湧いてきて、より中学校ができる実感が強くなりました。

Tさん:この準備員という仕事は、今まで教員として経験したことのないことであると同時に、多くの先輩方も経験したことのないことなので、挑戦したいという気持ちが第一に出てきました。しかし、4月の第1回の準備員会では、はじめましての人がたくさんいたり、これから何をしていくのかが全く見えなかったりで、ものすごく緊張していたことを記憶しています。もちろん今も緊張しています、なんならずっと緊張しています。本当に緊張しない日はないです。

 でも、準備員の方と様々な話題について話し、高校の工業科の学びを体験させていただく中で、この経験をプラスに変えたいという思いが生まれました。

Tさん:子どもたちのために準備員会で議論や研修を行っているのですが、自分自身のこれからの教員人生が豊かになる半年間だったと、今振り返ると思います。まず、理工科で体験したテンセグリティなど、初めて触れた言葉や、「探究」という、これまで知っている言葉であっても「課題発見⇔仮説⇔検証」というサイクルで回す過程であることを具体例から理解し、自分の知識を上書きすることができました。それにより、現在の赴任校でも、生徒の自律的な学びを目指して、授業改善・試行錯誤をおこなっています。特に工夫したいことは、子どもたちの興味関心と数学とを結びつけることです。テンセグリティであれば図形と結びつけることができるなど、教科書には載っていないけれども、実社会における数学の活用例などを授業に関連付けたいと考えています。

 まだまだ、知識は足りないですが、この愛知総合工科高校で未知なるモノ・コトに触れて私自身の想像力が刺激されている気がします。もしかすると、このような体験的な学びは、今後は生徒たちから教えてもらうことの方が多いかもしれません。

Gさん:生徒同士が関わり合う中で、体を動かすことが楽しいとか、心地いいなと感じたり、チームで一緒に取り組むことで楽しかったと感じたりする経験を提供したいです。

Gさん:ものづくりに関する多様な興味関心をもつ生徒が集まるように、運動についても得意不得意など生徒それぞれだと思っています。そのため、得意な子が目立って、苦手な子が引っ込むのではなく、マット運動などの個人競技であっても、チームで教え合ったりすることで、競技への関わりを自主的に持てるようにしたいです。

 このような経験から、運動を通じて心がすっきりしたとか、落ち着いたと実感し、生涯を通じて運動することの意義を感じ取ってほしいです。

Gさん:いろいろ試しながらではあるのですが、やはりチームで誰かが方向性を示してくれると、話がスムーズに進みますね。人間関係に依存する場面もあるため、深く関わろうとすると週3時間の体育の時間だけで完結することは難しいところもあります。しかし逆に、体育のチームは種目ごと、さらに授業ごとにチームを変えることができるため、リーダー性を発揮する機会を数多く設けることができます。前の授業では率先してできなかったけど今日は、というように小さなチャンスが毎回あると思っています。

そこで、「みんなどう思う?」というような声掛けから、それぞれの意見を出し合って、「じゃあ次は、こうやってみようよ」という流れでチームが進んでいく経験をするだけでも、普段のクラス活動で一緒のチームになったときにしゃべりやすくなるのではないかと考えています。それが自律的な学校生活の中で、主体的に行動することにつながると思います。

Sさん:私もTさんがおっしゃったように、中学校卒業後は工科高校に進学することを見据えて、身近に数学を使う場面というか、数学がこの部分の役にたっているとイメージしやすいところを見せたり、話したりしたい。そして、工学において数学は道具だと思うのですが、なぜ道具なのかは、数学の授業が一番伝えやすいと思うので、このなぜという疑問を持たせるような授業を行いたい。「この式の定義はこれで、成立条件はこうだよね。」という会話が生まれたら面白いと思っています。そして、新しい疑問や発見を通して学びを深めてほしい。

Tさん:準備員会でSさんとお話しする中で、中学校の数学の学習内容に比べて高校の数学は内容が多いと感じました。ひとつの単元が終わったらすぐ次の単元というように追われているような。そのため、中学校の数学では、学習している中で身近な工業のものなどに結びつける時間を確保して、高校進学後に生かせる基礎基本の定着について工夫したいです。

Sさん:生徒それぞれが、自分の意見を言いやすい環境になると考えています。それに対して教員だけでなく、生徒同士も、それを聞いてどのように感じたかや、質問などもやり取りがしやすくなることが魅力だと思います。体育のGさんのお話でもあった通り、関わり合いの中で自主性が育ち、協働する姿勢も育まれるのではないでしょうか。

Tさん:これまで私は黒板に例題の解き方を書き、一方的に伝える授業を行うことが少なくありませんでした。しかし今はできる限りファシリテーションに徹するというか、流れよく見て、子どもたちに考える余白を意識的に作ることができるようになってきました。より発展的な問いを自発的に生み出す生徒も現れて、今まで体験したことのない授業展開となっています。愛総中での少人数授業では、この経験をさらに加速させることができるのではないかと考えています。

Gさん:体育の授業で生徒が楽しいと感じる瞬間が、勝敗ではなく、授業展開の過程にあると感じたことです。チーム運営や、ルール設定を生徒自身に任せることが多いのですが、競技が得意な生徒も不得意な生徒もみんなが楽しむことを目標にすることで、1つのチームとして話し合い関わっていく中で、授業を生徒全員で作り上げたという充実感が得られて、楽しさに繋がっているようです。苦手な生徒も、自分たちで考えたルールだから積極的にチャレンジできる、そんな環境が生徒たちの求めるものかもしれません。

Tさん:今取り組んでいる、探究的な数学の授業において、子どもたちにどうやってこの問題を解決するのかと問うたり、この言葉はどういう意味があるのかと質問したりして、できる限り自分たちで答えらしきものを見つけさせています。この活動を通して、生徒と共に私自身学ばせてもらっていることにとても充実感があります。そして毎授業の最後には、疑問や気になることを振り返らせているのですが、次の授業につながる課題を私がピックアップして、そこから授業を始めています。

Sさん:工科高校に勤めていて、私自身電気工事士の試験を受ける機会を得ました。そこで工学的に数学が活用されているのを身をもって体験したこともあり、授業の中で意識的になぜ数学を学ぶのか、なぜこうなるのかなど、問いかけることを意識しています。

Gさん:ワクワクする学校だと思います。チャレンジ100もそうですが、準備をしている私たちも、来年の今頃どうなっているのかとワクワクしています。きっと準備で100%完成させることはできなくて、学校の主役である子どもたちと本当の意味で作り上げていくことになると考えています。

 このインタビュー中もワクワクしているし、どんな子どもたちと一緒に生活して、どんな毎日が待っているのだろうとワクワクが止まりません。

Sさん:教員も生徒も未知なものに進んでいく。道の草をかき分けて進んでいく学校なのかなと思います。高校は今年創立10周年で、私は9年勤務していますが、毎年何かしら新鮮味を感じています。きっとその新鮮味はこれからも続いて、日々それを感じながら送る学校になっていくと思います。

Tさん:教師目線で言うならば、愛総中で未知なモノ・コトに触れて、自分の教員としての幅を広げられるような気がしています。また、子どもの目線で言うのであれば、自分たちが学んだり、つくったりしたものがどこで生かされるのか知ることで達成感が高まり、学びも深まると思います。そのため、教員も子どもも自分たちの可能性を、最大限に引き出せる学校になるのではないでしょうか。

GさんSさんTさん:ありがとうございました。

【お詫び】Q&Aのアクセス権を更新しました

昨日、ウェブサイトにアップロードした説明会のQ&A資料(PDFファイル)につきまして、アクセス権の設定に不備があり、閲覧できない状態となっておりました。ご覧いただこうとされた皆様には、大変ご不便とご迷惑をおかけしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

現在は、アクセス権を修正し、どなたでも閲覧いただけるように設定を更新いたしました。該当の資料は以下のリンクよりご確認いただけます。

Q&Aは学校説明会のページからご覧ください。

今後は同様の事態が起こらないよう、公開前の確認を徹底してまいります。何かご不明な点やご質問がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

説明会Q&Aを公開しました&MTE祭の受付開始しています

8月に行った学校説明会で行った個別相談やWebアンケートでいただいたご質問に対するQ&Aを作成しました。
Q&Aは学校説明会のページからご覧ください。

また、10月25日(土)に行われるMTE祭(愛知総合工科高校の文化祭)においても、中学校の個別相談ブースを準備する予定です。
今年度のMTE祭は、愛総中を受検予定の小学生と保護者の方にも参加いただけます。興味のある方はぜひご来場ください。
※MTE祭へのは事前申し込みが必要です。こちらのページから受付を行うようにしてください。

国語と音楽が描く愛総中 ~感じて考え、伝える~

 8月23日(土)に愛総中の学校説明会を開催しました。

 そこでは、総合的な学習の時間を市町村立の中学校よりも増やし、チャレンジ100を軸とした体験的かつ探究的な学びが特徴であることを紹介しました。そして教科については、数学・理科・英語で少人数授業が展開されること、英語でグローバルプログラムを実施することをお伝えしました。

 時間の都合により、説明会では上記の内容しかお伝えすることができませんでしたが、このウェブページにて各教科の準備員の思いをインタビュー形式でお伝えすることで、愛総中における学びの全体像を紹介したいと思います。

 初回の今回は、愛総中準備員の音楽担当Bさんと、国語担当Kさんからお話を伺います。お二方とも、中学校教諭として勤務されています。

Kさん:科学技術やものづくりに興味関心をもつ子どもたちが参加してくれるんだろうなと予想はしていましたが、本当にそのような子どもたちが数多く来てくれて、安心しました。特に校内見学で、興味をもった機械や説明に足を止め、じっと見たり聞いたりしている様子や、家族や友人・先輩と話している様子から、自分から進んで説明会に参加してもらえていると感じました。

Bさん:私も、子どもが保護者の手を引っ張りながら、校内見学に興味を持って参加していただいている様子を見て、自分の意志で動ける子どもが多いと感じると同時に、保護者の方もお子様の興味関心を理解して、本校を選んでいただいていると感じました。

Kさん:チャレンジ100に組み込まれる国語的な内容もあるとは考えていますが、授業の中では、単元を通して答えのない課題に取り組み、自分なりに考えをまとめ、発信できるようになって欲しいと考えています。

Kさん:スピーチやプレゼンテーション、レポート、さらにはバズセッションみたいな。パターンはいろいろありますが、自分で考えた意見をまとめて発信することに留まらず、根拠をもって語れるよう支援し、授業を行いたいです。

Kさん:校内見学では、理工科の生徒をはじめ、高校生が自分の取り組んでいることを自分の言葉で話している姿を見て感動しました。私が普段教えている中学生が、高校へ進学し成長する姿を初めて見ることができましたし、実社会に近い工科高校だからこそ、伝える力が身についているのではないかと感じました。そのため、中学校で伝える力を伸ばすことで、高校進学後、さらに成長することができるようになるのではないかと考えたからです。

Kさん:もともと読むことと書くことのバランスが大切だと考えていて、気を抜くと、読む力の方に偏ってしまうのです。

Kさん:文章の読み方にはある程度答えがあって、こうするといいとか、合っているのか間違っているのかの判定がしやすいからです。評価しやすい力であるから、成長を実感しやすく、達成感も得られやすいと思います。

Kさん:少しでも、何の役に立つのか、今自分は何を学んでいるのかについて実感できる授業にしたいです。たとえば、「今日、国語の時間に何をやった?」と尋ねた時、「ごんぎつね」というようにタイトルがかえってくるのではなく、ごんの心情をどう読み取ったのか、情景描写や語りの視点がどうかという中身が返ってくるようにしたいです。それが、答えのない問いにぶつかっていくことにつながると思います。このようなやり取りを通して、授業だからこそ育てられる実践的な力を重視していきたいなと考えています。

Bさん:逆説的な言い回しになってしまうのですが、工科高校の附属だからといって、特別なことをやる必要はなく、むしろ、これまでの授業で培われてきた古き良き音楽のアナログ的なものを意識的に大切にすることで、子どもたちの感性の部分に強く訴えかけることができると考えています。

さん:音楽は情操教育であり、人間の根本の部分で、人の感じ取る力や、あるがままをそのまま受け入れる力を育むことだと思っています。現代の子どもたちは、生まれた時からスマートフォンがあり、デジタル化されていることが普通で、アナログなことの方が新鮮であり、特別なことになり得ます。

 音楽の分野では、様々な楽器がサンプリングされていますが、本物の楽器を知ることが本来土台となり、音楽教育として学校だからこそ提供できる価値だと考えています。この本物の楽器に触れることが、嘘偽りない経験として生かされるはずです。

Bさん:そうなんです。本物を知らずして作れないじゃないですか。日常生活は音で溢れていて、その日常にどうやって音を活かしていくのか考えること。これは子どもたちが考えることになりますが、より多く本物が存在していた方が、この子たちの役には立つはずです。

 合唱だけが音楽じゃないし、器楽だけが音楽じゃない。風の音とかも音楽であり、音として発せられる言葉もすべて音楽だと思っています。

Bさん:個人の感性や楽曲の機微、そして言葉の中にもイントネーションがあって、音の発し方一つで全く感情が違ってきます。そして、それを音に乗せてどういうふうに展開しているのかを知ることは、とても楽しいと思います。

 例えば、自分に還元させると、朝何気なく交わす「おはよう」っていう、この「おはよう」の言葉一つでも、言い方を変えたら相手がどんな受け取り方をするのかとか、状況によってその表情と言葉とリンクしなかったら違和感を感じるだろうなと想像することから、歌う時にも表情が必要だと気付く。こういう本当にシンプルな人間の所作、感情を感じ、自分の在り方を考えてほしいと思います。

Bさん:音楽を手軽に作る親しみやすいツールという意味では、ありなんじゃないかなと思っています。もちろん和声学的には変だなと思う部分や、進行がおかしいなって感じるところもありますが、それは一般の人には全く分からないレベルかもしれません。それを使う側の問題じゃないかなって思っています。

 また、AIがあるからアナログが消えるわけではないし、アナログが正しくてデジタルがダメということでもない。両方がそれぞれあって、それぐらい違うジャンルとして私は受け止めています。

Kさん:AI以外のツールを使う時も同じなのですが、何の作業をさせているのかを把握することが大切だと考えています。自分自身は考えることをして、生成AIにはその整理やまとめを依頼しているとか。あくまで人間が使う側でなければならないと思います。

Kさん:AIが万能のツールだと思っている子がいると思っています。それは答えだけを出してくれるから。本来なら、ある一定の手順を踏む過程を経て、答えが導き出されるのですが、生成AIではそこがブラックボックスになっている。そのため、出てきた回答に対して自分で正誤の判断をする必要があるはずです。しかし、まだ思考の過程や、経験の浅い子どもたちにとって、正誤の判断は難しいことだと思います。

 国語では、様々な題材を扱って、初めは型として思考の過程を身に付けてほしいと思います。そうすれば、自然と深く考えられるようになり、答えのない問いに対しても、自分なりの考えを導き出せるようになると考えています。

Bさん:音楽も同じように、最終的に表現される音は自由であるため、答えのない問いに向き合う教科だと思っています。だからこそ、これをやったらこうなるなどの予測を体験から感じ取ったり、失敗する経験から学んだりしてほしいです。

Bさん:とにかく表現、感じていることを表に出してほしい。それを言語化できないこともあるとは思うけれど、何かが出てくれば、それをきっかけに「あなたはどうしたい? どこに進みたい?」など支援することができます。しかし、感じることを代わってあげることはできません。

Kさん:国語でも、考える型は伝えることができますが、どの型を使うのか、それがうまくできなかったときどうするかは、本人が考えなければならないことだと思います。あなたが何を感じて何を書きたいかを重視するため、中身に関してこちらがアドバイスすることはできないと考えています。

BさんKさん:ありがとうございました。

パンフレットデータ公開

8月23日に行った、学校説明会で配付したパンフレットのデータを「学校案内」のページに掲載しました。当日参加できなかった方、興味のある方はぜひご覧ください。
学校案内のページはこちら

現在、説明会でいただいた質問のQ&Aを作成中です。今月下旬を目途に公開準備をすすめています。今しばらくお待ちください。

説明会動画公開のお知らせ

2025年8月23日に行った、学校説明会における全体説明の動画を公開しました。
当日、参加できなかった方・改めて説明を聞いておきたい方など、ぜひご覧ください。
学校説明会のページからご覧いただけます

また、当日の個別相談や事後アンケートでいただいた質問について、現在Q&Aの準備を進めています。お待ちして申し訳ありませんが、整い次第公開させていただきますので、よろしくお願いいたします。

愛知総合工科高校がテレビ番組で取り上げられました

先日、東海テレビの「青春REC」という番組で愛知総合工科高校が紹介されました。
学校全体の紹介はもちろんのこと、工科系の部活動が多く取り上げられており、附属中学校を希望する皆さんにとっても楽しんでもらえる内容だと思います。
よろしければご覧ください。

番組ページ:青春REC~今だけの1シーン~

前編:青春REC~今だけの1シーン~ 【愛知県立愛知総合工科高等学校】前編 2025/08/19 OA – Locipo(ロキポ) 無料テレビ動画・見逃しネット配信サービス

後編:【愛知総合工科高校】青春ムービーフルバージョン「ツクるに夢中」 – Locipo(ロキポ) 無料テレビ動画・見逃しネット配信サービス